椎名林檎

 

 

椎名林檎がデビュー20周年ということでツアーを回るらしく、鹿児島にもくる。

私の中の彼女といえば、母が流す「無罪モラトリアム」のテープを、幼稚園の送迎中シビックの中で聴いていたのが最初。(今思えばとんでもない母親だ)

それからずっと大好きで、今でも無罪モラトリアムを聴くと、シビックから見る亀津カトリック幼稚園の風景が浮かんでくる。

 

椎名林檎の良さはいろいろあるけれど、私は歌詞がすごいと思う。あの独特な漢字とかではなく、言葉選びがすごい。

代表曲のひとつ、「シドと白昼夢」のサビなんか、

 

『あなたの髪を切らなきゃ』

 

で始まる。

たぶん普通は、サビの頭なんてとてつもなくドカンと印象強い言葉を持ってくるものだと思う。

でも椎名林檎は「あー彼氏の髪切ってあげてねえな」という感じで、さらりと流す。すごく日常的に、生活の一部をぽろっと歌っている。

しかもこれをファーストアルバムでやっている。やばくないですか?

 

 実は椎名林檎、最近のCDはほとんど買っていない。

それで好きと公言するのはどうなの?とも思うが、私にとっては幼い頃からなんとなく聴いてきた童謡と同じもので、そもそも好きとか・嫌いとか・ファンとかの前にずっとそこにあるものになっている。

だから、前回のRingo EXPO2008のときもそうだったけど、20周年という節目は自分が生きてきた人生を強烈に感じさせる。

 

今回のツアーはほんとのほんとに行きたいと思っているが、最近の曲知らない奴が行っていいのか?とも思って迷っている。

もし椎名林檎好きな人がこのブログを読んでいたら、どうか私の背中を押してほしい。

もしくは「お前みたいのが行くな!」と止めてほしい。